難しいことを簡単に伝える

ゲッターズ飯田さんの本より

占いよりも大切な話 ただそう思っただけ

難しいことを、わかりやすく伝える。

どんな人でも、その心は大切で、

簡単なことは、もっとわかりやすく面白く説明できるように。


簡単なことを、偉そうに教えてはいけない。

簡単なことを、威張って教えてはいけない。

そんな人には、きっと不運や不幸が訪れる。


日々、伝わりやすいように考えて伝える。

それが優しさで、親切で。相手の心を理解できているから。


難しいことを簡単に表現して、わかりやすく伝える人には、運が集まる。

漢方の世界あるある

経験豊富な先生が初学者へ難しそうな言葉を並べて話す

最もらしい言い回しで偉そうにしている自分に酔っているのではないかと思うことがあった(最近減ったかな?)

これは医師か薬剤師かでもホンネを出す出さないに違いがあるようにおもう

医師は聴講者の先にいる患者のためにという“仁なる心”があるから包み隠さず話してくれるが

薬剤師は上辺は伝えるけれど本質・ホンネを出さない傾向にある

おそらく”商売心”の名残りなのだろう

これが強くなると難しいことを難しいまま(場合によっては更に難しく)表現してしまう

そんなことはテキストで学べば良い

ただし必ずしも逆が良いわけではないことも理解しておく

何でもわかりやすくすると基盤が揺らぎ本分から逸脱してしまうからだ


漢方を教えている身としてそう思うわけだが、後輩の育成や子育ても同じだとおもう

理解できない人に教えるには、教えられる側一人一人の理解力やわからない点に沿って伝え方を変えないといけない

自分の主張を押し通すだけでは育たないし自分も成長しない

イライラをぶつけてはいけない

「こんなこともわからないの?」は絶対に言ってはいけない

40歳を過ぎて漢方の臨床経験も10年になる

そろそろ弟子をとることを本気で考えないといけないのではとおもう年末…

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