#42朱丹渓「中医伝統流派の系譜」⑩丹渓雑病派

朱丹渓

霊枢本臓篇は「人の血気精神とは、生に奉じ性命にあまねくするゆえんのものなり」と述べています

これは気血津液が臓腑機能を維持するための根元的な物質であることを説明したものである

易水内傷派とは異なり、丹渓雑病派はこれら根元的な体内物質の変化に着目しました

つまり気・血・痰・鬱という4つの概念の調整を得意としました

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