中高生のニキビと清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
中学生・高校生は男女を問わずニキビが出やすい年代
顔にできる思春期のニキビはそれ自体がストレスになるため心身の病ともいえる
第二次性徴を過ぎホルモン分泌が活発になることで”熱”が籠りやすくなる
その現れとして勢いのある皮疹が噴き出してくる
・おでこ、頬、肩などに出やすい
・赤みが強く出来て消えを繰り返す
・化膿と痛みを伴う
といった特徴がある
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
ツムラの手帳によれば適応症は「にきび」一択
*顔面および頭部の発疹で発赤の強いもの、化膿しているものなどに用いる
*青年者の面皰
とあり、まさに中高生ニキビの特徴を示している
出典【万病回春・面病】
「面生瘡者、上焦火也。清上焦火、治頭面、生瘡癤風熱之毒。」
面に瘡を生じるは上焦の火なり。
上焦の火を清し、頭面に生じる瘡・癤、風熱の毒を治す。
【勿誤薬室方函口訣】
「此方は、風熱上焦のみに熾に、頭面に瘡癤毒腫などの症あれども、ただ上焦計らうのことにて、中下二焦の分さまで壅滞することなければ、下へ向ってすかす理はなき故、上焦を清解発散する手段にて、防風通聖散の如き、硝黄、滑石の類は用いぬ也。すべて上部の瘡腫に下剤を用いることは用捨すべし。東垣が身半以上は天の気、身半以下は地の気と云うことを唱え、上焦の分にあつまる邪は、上焦の分にて発表清解する理を発明せしは、面白き窮理なり。」
むやみやたらに下剤や利尿剤を使ってはいけない、熱は上焦・体表から逃がすべきであると言っている。
