2013年10月25日

ちょうど10年前の今日

雨の降る中で漢方薬局+Cはオープンした

準備は万端だったか?

思い返せば無理をしたが若かったこともあり乗り越えてきた

+C:プラスCreative

漢方は学ぶ時も患者と向き合う時も想像力を働かせて創造性豊かに取り組まなければならない

衣食住すべての環境が時代とともに変化しているのだから

古い書物を引っ張り出してそのまま目の前の患者に当てはめたところで上手くいくはずがない

 伝統 ✕ 創造

漢方薬局+Cにはそういう想いが込められている

有難いことに10年で沢山の方が利用してくださった

うまくいかなかった事例は山ほど

頑固なこだわりで相談をお断りすることもあった

逆に具合が悪くなった方もいた

できないことはやらず、改善イメージの浮かばないものはそれを伝え

とにかく自分と患者さんに正直に

漢方の難しさ、奥深さは今なお痛感させられている

どこかの研修医が勤務時間外の勉強時間は残業扱いにして欲しいと訴えていたが

若くて経験不足な医師が勉強するのは当然

患者が選べるならあなたは除外する

それくらい責任が重い仕事だから

Beware the young doctor and the old barber.

治せない恐怖がありひたすらに本を開いて勉強してきた

この間に子供が生まれ、格闘技をはじめ、薬用植物を育てるようになり、大怪我して手術を受け…

仕事以外の環境変化もあった

当初から変わらず一人でやっているので時間管理は大変だが

私の漢方を頼って来てくださるのだから応えたい想いは変わらない

コロナ対応で特にこの2年間はエキス剤を使うことが増え

改めて煎じ薬の魅力を再確認した時期だった

10年経ち、初心にかえったつもりでまた日々漢方と向き合っていく

2023年10月25日 小岩井慎哉

瑞光:めでたいしるしとみなされる光
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